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だるまちゃんとてんぐちゃん

オタと非オタの間

私の見たプリライ

うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE LIVE 5th STAGE@さいたまスーパーアリーナに2日間参加しました。文句なしに過去最高だったと思います。プリライは基本的にキャストのやることが声優という仕事の範疇を大幅に超えており、特に普段歌ったり踊ったりしない方には大変な負担になっているでしょうし、正直最初の頃はキャストと客席の間に温度差を感じることもありました。あー、無理させてんなー、と切なく思うことも多かった。それが前回のプリライでようやくキャストも楽しんでいると思えるようになって、さらに今回観客の期待以上のものを見せようと努力してくれたことがわかって、それがすごく嬉しかったです。トークコーナーで「次は何をしよう?」という話題に花を咲かせるキャストを見て、本当に変わったなと思ったし、その変化というのはここまで応援を続けてきたファンの力によるものだなあ、と心底思いました。

さいたまスーパーアリーナという会場の凄さも改めて実感したというか、これはあらゆるジャンルのコンテンツ、アーティストに対して思うことなんですが、動員がガッと増えたり、舞台がひとまわり大きくなったりしたときに、やっぱり人って化けるんですよね。私は基本的にマイナー厨ですけど、舞台の上に立つ人は、やっぱりそのサイズ感に覚悟の大きさが比例していく部分があるので、ある程度メジャーに届いたものにしか訪れない、その化ける瞬間というのは大きな魅力だと思っていて。そのブレイクスルーがプリライで起きたのが今回だったのではないかな、と思います。そして、それはもしかしたら達央さんの直前の怪我というアクシデントも大きかったのかもしれません。
いやーー達央さんはじめ、カルナイの4名は特に今回素晴らしかった。ここまでやってくれるのか、と驚いてしまったし、時間や気持ちを沢山注いでくれただろうことが伝わってきて、だからこそ達央さんの怪我は本当に本当に辛かったですけれども。怪我の功名と言うのも不本意だとは思いますが、年齢も個性もキャリアもバラバラの4人が、非常に強い結束力を持っていることを今回感じ取ることができたし、それがまたカルテットナイトの関係性を再現しているみたいで、非常にすばらしいなと思いました。

当たり前のことですが、キャストはあくまでキャストであって、そこにプリンスたちが実在するわけではないんですけれども、非実在だからこその強み、魅力、というのをプリライにはとても感じています。プリンスたちは観客ひとりひとりの心の中に存在しており、だから同じ場に集まって同じステージを見ていても、見ている景色はきっと全員違うんだろうな、と思うんですよね。私はそこがすごく好きなんです。少しでもキャラクターの存在を感じ取ってもらえるようにと、キャストの皆さんはものすごく頑張ってくれるわけなんですが、それでもキャストとキャラクターの間にはどうしても縮めることのできない距離、超えられない二次元と三次元の壁というのがあって、その最後の部分を飛び越えてプリライを完成させるのは、お客さんひとりひとりの「想像力」なんですよ。もう少し詩的に「想い」と言い換えてもいいかもしれません。だからどれだけ規模が大きくなろうとも、会場にいる数万人のプリンセス、その数だけ一対一(あるいは一対十一)の関係が実現できているんだろうな、とあの場にいると思うんです。そこがプリライの一番いいところだと私は思いますし、私がプリライを愛している一番の理由なのだと思います。

本当に素晴らしい2日間でした、関わったすべての皆さんに感謝と労いの言葉を贈りたい。そして来年も無事に参加できるよう、また今日から日々善行に励んでいきたいと思います。